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ユーズドセイルには、 人為的な加工や通常の人間生活環境下では決して生まれない経年による質感・リアルな存在感が備わっている。 現役時代に激しい風圧や太陽光線、温度差や海水の塩分など過酷な条件に晒されてきためだ。 単に“材料”と呼ぶのをはばからせるその風格が、 バッグの前身である。
海のセイルには潮の香が 空のセイルには 離着陸地点の土と草の香が・・・残る。 経年変化の表情を感じ、 一つ一つちがうヒストリーに畏敬の念をあらたにし、 匂いや手ざわりにインスパイアされる時間があってこそ、プロダクトにもリアリティが引き継がれる。 感覚に響き、 これでバッグをつくりたいと思わせた素材が たまたま 使用済みのセイルクロスだったにすぎない ・・・そういうことだ。